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大河内賞贈賞

 当会では、生産工学、生産技術、生産システムの研究並びに実施等に関するわが国の業績で、学術の進歩と産業の発展に大きく貢献した顕著な業績に対して毎年次の要領により大河内賞を贈呈して表彰しております。本年度も大河内賞にふさわしい候補業績をご推薦いただきたく、募集をいたします。

1.受賞資格

最近において優れた業績をあげた個人または5名までのグループ1)あるいは事業体2)

注1)個人、グループの所属は、会社、研究所、大学等いずれでも結構です。
注2)事業体とは、会社、工場、研究所、事業部その他種々の研究開発実施形態を指し、規模の大小は問いません。受賞は原則として同一年度1社1業績。

 

2.賞の種類

区分 賞の種類 賞の内容
個人または5名以内のグループを対象とする賞 大河内記念賞 賞状、副賞(メダル)、賞金(100万円/件)
大河内記念技術賞 賞状、副賞(メダル)、賞金(30万円/件)
事業体を対象とする賞 大河内記念生産特賞 賞状、副賞(大型賞牌)
大河内記念生産賞 賞状、副賞(賞牌)

 

3.推薦者

 事業体、個人または自薦いずれでも結構です。


 

4.推薦書等 [所定の様式に従ってください]

  • ◎概要

    業績の概要は、(1)研究開発の背景と目標、(2)経過、(3)内容と特徴(業績の独創性及び先行性、学問的優秀性、競合技術に対する優位性、経済的貢献度、社会的貢献度、技術内容の公開度、克服した課題及び将来性等)及び(5)その他の4項目については要点を簡潔に記述してください。また(4)成果には、販売数量、生産金額、市場占有率をご記入ください。なお、市場占有率については定義をお書きください。
  • ◎付属説明書

    上記(1)~(5)について、項目毎の詳細内容を付属説明書として作成し、添付してください。また複数の事業体が関与している場合は、付属説明書において「分担」の項目をたて、分担範囲について記述してください。推薦書(所定の様式があります)と付属説明書(A4版とします)は、パソコン、ワープロ等により明朝体10ポイント(程度)で作成し、PDF版をデータでご提出ください。
  • ◎参考資料

    参考資料(学術論文、学術講演録、報告書及び特許等)は、全件を1データファイルに纏め、総合目次を付け、ページ番号を振ってください。数が多い場合は、精査の上、10件以内のものを選択して提出してください。

 

5.提出方法

  推薦書は、所定様式に必要事項を記入し、推薦者印を捺印の上、付属説明書、参考資料を添え、データで提出して下さい。
 具体的な提出方法は、推薦要項の「5.提出方法」をご覧ください。


 

6.推薦締切日

 令和6(2024)年8月9日(金)16時必着とします。


 

7.推薦登録・連絡先

 公益財団法人 大河内記念会
 電話 03-3501-2856  FAX 03-3501-2727
 e-mail kinenkai@okochi.or.jp


 

8.審査

  1. 大河内賞審査委員会は、候補者に対して資料の追加請求、ヒアリングの実施、及び当該業績に係る製品の生産現場等の実地調査を行う場合があります。
  2. 審査中に業績題名及び候補者の変更を要請する場合があります。
  3. 審査の経過・内容等に関するお問合わせには原則として応じることはできません。
  4. 審査の過程で審査委員が得た情報は、審査委員会内のみで共有し、公開情報以外は、申請者のご了解をいただかない限り、外部には公開いたしません。
  5. 審査は、審査委員会で共有した情報と公開情報のみに基づいて行われます。審査委員会で共有できない情報は審査の対象となりません。

 

9.審査結果

 審査の最終結果については、令和7(2025)年2月中旬までに、推薦書記載の応募業績連絡担当者を通じて、文書等により推薦者、代表研究者及び代表事業体に通知します。


 

10.受賞者の発公表

 受賞者の発表は、令和7(2025)年2月中旬頃に当記念会ホームページに掲載するとともに新聞社等に受賞業績・受賞者等に関する資料を提供します。
なお、受賞内容の公表に当たっては、受賞者の了解を得た内容で公開致します。


 

11.贈賞式

 令和7(2025)年3月25日(火)午後、日本工業倶楽部会館(東京・丸の内)で開催します。


 

※ 大河内賞の賞牌の制作者について

大河内賞の各賞の受賞者に贈呈される賞牌の原型の制作者は、大河内正敏博士と親交の厚かった彫刻家、朝倉文夫氏(1883年~1964年)である。
朝倉氏は、明治期の日本の近代芸術の大きな流れの中で、自然主義的写実主義を貫き、日本の近代彫刻の技法を確立し、彫塑界の最高峰といわれた人である。朝倉氏の数多くの彫刻作品は、朝倉彫塑館(東京・台東区谷中)に収蔵、展示されている。